【富山市】富山限定「おわらドンペン」誕生!デザインした射水店POPライターに聞く「形の残らない宝」への思い
富山県限定で2026年9月8日(火)に発売された「ご当地ドンペンフィギュア」。富山県版のモチーフに選ばれたのは、富山を代表する祭り「おわら風の盆」の衣装を纏ったデザインです。
編笠をかぶり、落ち着いた格子柄の衣装に身を包んだドンペン。そのデザインを手掛けたのが、なんと「ドン・キホーテ射水店」で働くPOPライター、川辺涼乃さんです。
今回、ドン・キホーテ射水店を訪ね、川辺さんに「おわらドンペン」誕生までのお話を伺いました。
ドンキには「POPライター」という仕事がある!
店内を歩いていると目に飛び込んでくる、商品の魅力や価格を伝える印象的なPOP。
ドン・キホーテには、これらを制作する「POPライター」という仕事があり、店舗には1~2人ほどのPOPライターが所属しているそうです。
入社後は約1か月間、基本的な技術などを先生から学び、その後、各店舗でPOP制作を担当します。
今回の「ご当地ドンペン」は、おもちゃ担当の企画から始まったもの。「全国のPOPライターからデザインを募ろう!」という画期的な企画がされることになり、全国の店舗からデザイン案が集まりました。
富山県内にも10人前後のPOPライターが在籍しており、希望者はご当地ドンペンのデザインに挑戦できたそうです。
川辺さんも、その一人でした。
締め切りギリギリまで悩んだ富山のモチーフ
富山といえば、白エビやホタルイカなど、全国的にも知られた名物がたくさんあります。
しかし、川辺さんが選んだのは「おわら風の盆」でした。

おわら風の盆image
「県外から来られた方がお土産として持ち帰るなら、おわら風の盆のドンペンがあったら面白いんじゃないかと思ったんです。」
とはいえ、デザインはすんなり決まったわけではありません。
かなり悩み、応募したのは締め切りギリギリ。特に難しかったというのが、おわららしさを象徴する衣装や編笠の表現でした。
「自分のデザインが商品になる」うれしさと緊張
そうして完成したデザインは、全国の従業員による投票へ。
各都道府県の候補の中から選ばれ、川辺さんの「おわらドンペン」が富山県代表として商品化されることになりました。
自身のデザインが選ばれたときについて川辺さんは、最初はあまり実感がなかったと振り返ります。
それが実際にフィギュアとなり、ドン・キホーテという大きな企業の商品として店頭に並ぶことに。
「うれしい気持ちもありますが、緊張感もあります。」
自分が描いた一枚のデザインが、全国規模の企画を通して「富山県の商品」になる。
POPライターとして働く中でも、なかなか経験できない大きな出来事になったのではないでしょうか。
富山で働いた記念に「おわらドンペン」を
発売後には、異動で富山へやって来たドン・キホーテの社員が「富山で働く記念に」と購入したり、逆に異動で富山を離れる社員が思い出として手に取ったりすることもあるそうです。
富山で過ごした時間を思い出す、小さな記念品にもなっている「おわらドンペン」。そして、ドン・キホーテ射水店がある射水市は、海と港のまちです。周辺には工場や輸出入に関わる仕事に携わる外国人も多く暮らしているほか、近くの港には客船が寄港することもあります。そのため射水店には、日本で暮らす外国人だけでなく、旅行で訪れた外国人のお客さんも多く来店するそうです。
そんな土地にある店舗で働いているからこそ、川辺さんは「おわらドンペン」が海外から訪れた人たちの目にも留まってほしいと話します。

富山ドンペンをデザインした、ドン・キホーテ射水店のPOPライター川辺さん
「海外から来られる方にも、富山をもっと知っていただくきっかけになればうれしいです」
編笠をかぶったドンペンを見て、「これは何の衣装だろう?」と興味を持つ。そこから、おわら風の盆を知り、富山の文化を知る――。
手のひらサイズのご当地ドンペンが、富山と世界をつなぐ小さな入口になるかもしれません。
「形の残らない宝」を、ドンペンという形に
そして川辺さんが、おわら風の盆をモチーフに選んだ背景には、もう一つの思いがありました。
川辺さんにとって、おわら風の盆は「癒やしの伝統」であり、「形の残らない宝」。
祭りは、その場に人が集まり、踊り、音を奏で、受け継ぐ人がいて初めて続いていくものです。
だからこそ、「おわら風の盆には、絶えることなく続いていってほしい」そんな願いも込めて、このドンペンをデザインしたのだそうです。
富山らしいものを身につけた、かわいいご当地キャラクター。でも、その編笠や衣装の向こうには、一人のPOPライターが大切にしたいと思った富山の文化があります。
「おわら風の盆の衣装を纏ったドンペンを、ぜひ見てほしいです」
白エビでも、ホタルイカでもなく、「おわら風の盆」を選んだ川辺さん。形の残らない宝を、手のひらサイズのドンペンという形にして残した。そう考えると、この富山限定ドンペンが少し特別に見えてきませんか。
また、より気軽にご当地ドンペンを楽しめる「ご当地ドンペンマンチョコ」も販売されています。
こちらは、ご当地ドンペンがデザインされたシールがランダムで入っている商品。どのご当地ドンペンが出てくるかは、開けてからのお楽しみです。
手に取りやすい価格なので、自分用にはもちろん、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうですね。
フィギュアとあわせて、個性豊かな全国のご当地ドンペンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
富山県限定「ご当地ドンペンフィギュア」「ご当地ドンペンマンチョコ」は、富山県内のドン・キホーテ系列店舗で販売されています。
ドン・キホーテ射水店、富山県内のドン・キホーテを訪れた際には、川辺さんが生み出した「おわらドンペン」をぜひ探してみてくださいね!
情報提供してくださいました株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス コーポレートコミュニケーション本部 広報室 社外広報課の土門様、取材協力してくださいましたドン・キホーテ射水店様、ありがとうございました!
皆様からの情報提供をお待ちしております。
住所:富山県射水市新開発3014番地
営業時間:9:00〜翌2:00
定休日:なし
駐車場:あり
富山市内でご当地ドンペンが購入できる店舗はこちら↓
- 住所
- 富山県富山市掛尾町365−1
- 営業時間
- 9:00~ 4:00
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。






